韓国外国語大学と漢陽(ハニャン)大学がこのほど、授業料の値上げを決定した。2008年以来15年ぶりの措置だ。
韓国外大は大学登録金審議委員会を開き、学部の授業料を前年より5%引き上げると発表した。2009年から据え置いてきたが、大学財政の悪化を理由に引き上げを決定。増収分は教育インフラの改善などに充てるとしている。
漢陽大学も4.9%の引き上げを決定。関係者は「約15年ぶりの引き上げであり、法的手続きが残るのみ」と説明している。
こうした動きは17年間続いた授業料据え置きの影響で経済的負担が増した私立大学全体に広がりつつある。既に西江(ソガン)大学4.85%、国民大学(4.9%)、梨花(イファ)女子大学(3.1%)が引き上げ、さらに高麗(コリョ)大学や慶熙(キョンヒ)大学も検討している。
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