韓国防衛事業庁は、韓国型戦闘機KF21の適期戦力化に向けた暫定戦闘用適合判定、量産事業妥当性調査の遂行など2024年量産に着手するための準備を進めている。2026年に戦力化される見通しだ。
KF21戦闘機は昨年7月に初飛行に成功した後、今年1月に超音速(マッハ1)試験飛行を終えた。今月初めにはAESAレーダーに対する搭載試験を実施するなど、既に試作1~4号機を投入し、計142回、飛行した。
防衛事業庁は約140回以上の試験飛行で戦闘機基本操縦安定性や超音速飛行・AESAレーダーなど主要航空電子系統の正常作動を確認し、今後、最大速度、AESAレーダー探知精度、武装試験などの性能立証を経て2026年6月までに体系開発を完了する計画だ。
このために防衛事業庁は暫定戦闘用適合判定を今年5月までに完了する。また、企画財政省など関連機関との協議や事前準備を通じて事業妥当性調査の適期遂行、2024年量産事業予算反映などを推進する方針だ。
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