昨年完成した韓国江原道束草市(カンウォンド・ソクチョシ)の大観覧車が違法に設置されていたことが政府の監察でわかり、束草市が撤去を決めた。
束草市によると、行政安全省が5~6月に実施した特別監察で、束草海水浴場観光地造成事業の違法事項が多数指摘された。
その過程で、大観覧車が観光振興法ではなく、個別法を通じた自主許認可で違法に設置されていたことが判明した。
大観覧車は国土計画法上、娯楽施設を設置できない自然緑地に建築され、一般建築物が禁止されている公有水面に「仮設」として乗り場が造られていた。
また、乗り場には2万2900ボルトと高電圧の幹線設備があり、昨年運行中の事故で5日間の運行停止になったこともある。こうした事態を受け、束草市は早急な原状回復が必要と判断した。
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