韓国国民の7割以上が、医学部の定員2000人の増員が必要だと考えているとの調査結果が出た。
文化体育観光省が16日、世論調査専門機関の韓国リサーチに依頼した「医大増員案関連国民認識調査」(全国18歳以上の男女1000人対象)の結果を発表した。それによると、「医大定員2000人拡大」が必要だと答えた国民は72.4%(「非常に必要だ」26.1%、「必要だ」46.3%)を占めた。
医療界の「医学部増員について白紙再検討」という主張に対しては「同意しない」という回答が57.8%あり、医学部教授の集団行動に対しては「共感しない」という回答が78.7%だった。政府の医療改革特別委員会に医療界が参加しないことについては、「共感しない」という回答が71.8%だった。
2025学年度の大学入試医学部定員50~100%自律募集措置に関しては「良い決定だ」との評価が51.4%あった。
保健医療分野の危機深刻性については87.3%が「深刻だ」と回答した。非常診療の現状に関する政府の対応については、27.5%が「うまくやっている」、とし、65.3%が「うまくやっていない」と答えた。
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