
韓国国民の約4割が、妊娠した女性本人の判断による人工妊娠中絶に賛成していることが分かった。
韓国母子保健学会が保健福祉省の依頼で、全国の15〜49歳の男女402人を対象に実施した「人工妊娠中絶に関する意識調査」によると、女性回答者の44.6%、男性回答者の44.1%が「女性自身の判断と選択により、妊娠中のどの時期でも人工妊娠中絶をできるようにすべきだ」と答えた。
「完全な自由化までは必要ないが、正当な理由があれば中絶を認めるべきだ」という回答は、女性36.6%、男性34.3%だった。
ただ、中絶の決定権が誰にあるのかという点では、男女の意見に差が見られた。女性の68.6%は「妊娠当事者である女性に決定権がある」と答えた一方、男性の42.1%は「妊娠当事者の女性と相手男性の合意に基づいて決定すべきだ」と答えた。
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