経済協力開発機構(OECD)が12日発表した政府信頼度評価で、韓国が7位となった。
これは「一目で見る政府」報告書の政府信頼度調査方式を改善し、22の加盟国を対象に実施したものだ。ただし、政府信頼度は20の加盟国のみを対象に分析した。
それによると、韓国は20カ国のうち7位となった。前回の調査とは対象国の数が異なるため、順位では単純比較が難しいが、政府を信頼すると答えた比率は48.8%で、信頼度と順位ともに初の調査(2007年)以降、最も高い。日本(24.0%・19位)、フランス(28.1%・16位)、カナダ(44.7%・10位)などOECD主要国をリードしている。
政府信頼度は2007年24%→2011年27%→2013年23%→2015年34%→2017年24%→2019年39%→2021年45%、と上下を繰り返してきた。
OECDは2011年から2年ごとに国際世論調査機関である「World Gallup Poll」に依頼し、37の加盟国を対象に「あなたは中央政府を信頼していますか」という単一の質問項目に対する調査結果を盛り込んだ「一目で見る政府」報告書を発刊してきた。
しかし加盟国が昨年、単一質問の調査方式の改善を要請したのを受け、OECDは項目を38に増やし、今年初めてテストを実施した。
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