韓国のムン・ジェイン(文在寅)前大統領が運営する慶尚南道(キョンサンナムド)梁山市(ヤンサンシ)の平山(ピョンサン)書店の訪問客がオープン1カ月で4万人を超えた。
平山書店がこのほど、ホームページで開店1カ月(4月26日~5月25日)の間に4万2097人が訪問し、2万2691冊の書籍が売れたと明らかにした。
同書店によると、最も売れたのはムン・ジェイン氏の書評集「本を読む人―ムン・ジェインの読書ノート」という。
書店は月曜が定休日で午前10時から午後6時まで営業している。財団法人平山書店と村住民が参加する委員会が運営している。
昨年12月に設立された財団法人は韓国の詩人アン・ドヒョン氏や、同じく詩人で文化体育観光相などを歴任した野党「共に民主党」国会議員のト・ジョンファン(都鍾煥)氏ら文学界関係者が理事を務めている。
ムン前大統領は「書店の収益は財団に帰属し、利益は地元住民のための事業や、本を送るなどの公益事業に使う」としている。また「平山書店に小さな図書館を付設した。地域住民が本を読む空間になることを期待する」とも伝えている。
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