
韓国伝統文化をモチーフにした人気グッズ「MUSEUM GOODS(ミュズ)」が、今年ついに400億ウォン(約44億円)を超える売り上げを記録しそうだ。Kカルチャーの人気とともに販売が急増しているが、安定供給体制の整備や中国などで広がる“偽グッズ(模倣品)”への対応が今後の課題とされている。
展示業界や国立博物館文化財団、国家遺産庁の関係者によると、今年の主なKグッズの売り上げは、前年を大きく上回っている。中でも国立中央博物館の公式グッズブランド「ミュズ」の年間売り上げは初めて400億ウォンに到達する見通しだ。
また、国家遺産振興院が展開する「Kヘリテージ」グッズの売り上げも過去最高を記録している。上半期だけで60億ウォンを突破しており、7~8月以降も需要が右肩上がりだ。ある伝統文化グッズ製造業者は「注文件数と売り上げは昨年比で50~60%増えた。一部商品は来年6月まで予約が埋まっている」と述べた。
この勢いは来年も続くと見られている。Kカルチャーの人気は依然として高く、観光客による記念品需要も増加中だ。韓国文化観光研究院によると、観光記念品業界の消費指数は168.1と、全業種の中で2番目に高い数値を示した。
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