2025 年 1月 22日 (水)
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韓国人留学生、7年ぶりに増加…行き先は日本が中国を抜いて2位

1月12日、ソウル市江南区三成洞のCOEXで開催された「edm世界留学博覧会」(c)news1

韓国教育省が19日に発表した「2024年国外高等教育機関韓国人留学生現況」によると、昨年4月1日時点で海外の大学で学位取得や語学研修を受ける韓国人留学生数は12万6981人で、前年より3800人(3.1%)増加した。これは2017年以降6年連続の減少傾向からの小幅な増加となる。

韓国人留学生数は2011年に26万2465人でピークを迎えた後、2020年には新型コロナウイルスの影響で19万4916人まで減少。昨年の留学生数は15年前の2009年(24万949人)と比べても半減している。

国別では、米国が全体の34.5%に当たる4万3847人で1位を維持。前年より3092人(7.6%)増加した。米国は2016年から2018年を除き、常に韓国人の留学先としてトップの座を占めている。

初めて2位に浮上したのは日本で、1万5930人(全体の12.5%)が留学しており、前年より2229人(16.3%)増加した。これにより中国を抜いて第2位となった。

中国は全体の11.4%に当たる1万4512人が留学しており、前年より1345人(8.5%)減少。2017年のピーク時には7万3240人に達したが、現在は5分の1の規模に落ち込んでいる。一時は米国を抜いて最も多くの韓国人留学生を受け入れていたが、現在では日本にも後れを取っている。

その他の渡航先としては、カナダ(1万1075人、全体の8.7%)、ドイツ(7340人、5.8%)、オーストラリア(5764人、4.5%)、英国(5498人、4.3%)、フランス(5216人、4.1%)、台湾(2774人、2.2%)、ニュージーランド(2180人、1.7%)が挙げられる。

中国だけでなく、カナダやオーストラリアへの留学生数も減少。特にオーストラリアは前年より3545人(38.1%)減少し、5764人となった。一方、台湾は1061人(61.9%)増え、2774人に達した。

(c)news1

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