2026 年 3月 14日 (土)
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韓国人旅行者がペルーで強盗被害、スマホ奪われ重傷…帰国後もロック解除要求の連絡

JTBC「事件班長」番組映像のキャプチャー(c)news1

JTBCの番組「事件班長」(10日放送)は、南米ペルーを旅行中だった韓国人ユーチューバーが強盗にスマートフォンを奪われ、肩の手術を受ける重傷を負ったうえ、帰国後も犯人とみられる人物から連絡を受け続けている出来事を伝えた。

被害に遭ったのは元自営業者の男性。新型コロナ禍で事業が厳しくなったことをきっかけに旅行チャンネルを始め、ガラパゴス諸島でのダイビングなどを目的に南米を巡る計画を立てていた。

事件は2月22日、エクアドルからペルーへ移動する途中の乗り継ぎ地で起きた。約5時間の待ち時間があり、男性は荷物をバス会社に預けた後、両替や食事のためスマートフォンで地図を確認していた。

人通りのある歩道に立っていたところ、突然バイクに乗った強盗が背後から現れ、スマートフォンを奪い取ったという。男性は端末を離すまいとしたが、バイクに引きずられて地面に投げ出され、肩を大きく負傷。片腕が動かなくなるほどのけがを負った。

JTBC「事件班長」番組映像のキャプチャー(c)news1

通行人の通報で警察が到着し、男性は病院に搬送された。肩は脱臼しており、外見でも片腕が長く見えるほどの状態だったという。しかし病院では医師がなかなか現れず、警察や医療スタッフとの意思疎通も難航した。韓国大使館の職員も別地域から移動中で、すぐには支援を受けられなかった。

その後、大使館が紹介した現地の韓国人の助けで通訳の問題は解決し、別の大きな病院に移動して負傷から約10時間後に手術を受けた。

手術後には、スマートフォンを持っているという人物から「返す」とのメッセージが届いた。しかし現地の韓国人や警察は、金銭要求やロック解除を狙う詐欺の可能性があるとして接触しないよう警告した。

男性は警察に連絡先やスマートウォッチで確認した位置情報を提供したが、警察は「行っても捕まえられない」と述べ、追跡に動く様子はなかったという。

結局、男性はスマートフォンを取り戻せないまま、現地の韓国人宅で数日療養した後、予定していた南米旅行をすべて中止して帰国した。紛失した端末はペルーでは約300万ウォン(約33万円)相当の高価な機種とされる。

帰国後も端末を持っていると主張する人物から「紛失モードを解除してほしい」とメッセージが届き、やり取りが続いているという。男性は「戻る可能性は低いと思うが、ロック解除を求めてくるのにはあきれてしまう」と語っている。

(c)news1

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