月曜日の夜は十分に睡眠がとれないと感じる韓国人が多いことがわかった。平日の他の曜日に比べて特に月曜日の睡眠の質が低くなることがわかった。
スリープテック企業「エイスリープ(Asleep)」が今年の睡眠測定機能使用者の睡眠記録を分析した結果だ。「エイスリープ睡眠レポート2023:皆の眠り」に今回の結果が含まれている。
同社は、週末に比べた月曜日の睡眠状態の変化、平日の他の曜日や週末との差を確認するため、20代から40代までの韓国人男女1288人のデータを分析した。
月曜日の夜の平均睡眠時間は約5時間32分で、日曜日の夜(約6時間)に比べ、睡眠時間が30分近く少ない。エイスリープ関係者は「睡眠効率と睡眠中に起きた時間も、やはり日曜日に比べて月曜日に悪化した。平日の他の曜日に比べて月曜日の睡眠の質が最も悪かった」と指摘する。
平日と週末の差も目立った。平日の平均睡眠時間は6時間11分という結果だった。週末(7時間15分)に比べて1時間以上少なかった。また、レム睡眠(浅い睡眠)の割合は平日17.66%、週末18.84%と、一般的な割合よりも低かった。
今回の分析に参加したソウル大学病院神経科のチョン・ギヨン教授は「レム睡眠不足状態が続くと認知機能障害につながりかねない。中年と高齢者の場合、死亡率が増加する原因になりうる」と強調した。
エイスリープ関係者は「自分の睡眠を毎日モニタリングする習慣が重要だ。専門家は正確な睡眠状態を毎日確認しながら睡眠状態を改善するための方法を使うことを推薦している」と話した。
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