氷点下の寒さが続く韓国で、あるカフェの経営者が売り場に「オルジュガ」をかたくなに守る客への応援メッセージを掲載し、話題になっている。オルジュガとは「死ぬほど寒くてもアイスアメリカーノなど冷たい飲料を飲むこと」を指す「格言」だ。
あるオンラインコミュニティとSNSにこのほど、「オルジュガで皆さん、倒れてはいけません」というタイトルの掲示物が共有された。そこにはタイトルの文字が書かれたカフェ店内の貼り紙とオルジュガたちを描写した4コマ漫画の写真が含まれている。
作成者は「アイスアメリカーノの応援アイテムだろうか、お菓子もくれた」とカフェでもらったお菓子も掲載した。
ネットユーザーたちは「やはりオルジュガ真理」「倒れないようにしよう」「すごく寒いのに不思議と飲みたくなる」など愉快な反応を見せた。
厚い毛皮が必要な季節にアイスアメリカーノを飲む写真は、韓国のミーム(オンラインで拡散される文化)の一つ。海外でもオルジュガは「Eoljukah」と同じ発音で表現され、韓国人の特異な文化として注目されている。
AFP通信は今年初め、アイスアメリカーノを「韓国の非公式国家飲料」と紹介し、「冬でも温かい飲み物より売れる」と伝えた。
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