韓国の中小企業に勤める会社員たちが秋夕(チュソク)の贈り物に愚痴をこぼしている。
あるオンラインコミュニティには13日、「名節の餅代3000ウォン(約330円)」とのタイトルで、新世界百貨店の1000ウォン(約110円)分の商品券3枚を受け取った写真が投稿された。投稿者は「他の社員も同じ物をもらい、これではばかにされているようだ」とコメントし、退職を考えていると付け加えた。
別の投稿では、名節の贈り物として小さな瓶のごま油と缶詰のハムがテープで巻かれている写真が紹介された。別の社員は上司から自家製の栗を受け取ったといい「退職を考えている」と嘆いた。
他にも小麦粉セットをもらったとか、ツナ缶詰3個あるいはシャンプーなどをもらったというネットユーザーの投稿が上がっている。
このような贈り物に対し、ネット上では「新世界の商品券の販売は5000ウォンから。3000ウォンの商品券はうそではないか」などの反応が寄せられたが、「いっそ何も贈らない方が良い」との意見も目立った。
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