運搬中の電気自動車(EV)で火災が発生したのに、所有者も、運送を請け負った業者も、責任を負おうとせず、困惑する運転手の事情が1日、オンラインコミュニティのボベドリームで伝えられた。
運転手の知人の投稿によると、6月30日午後5時ごろ、仁川(インチョン)大公園地下車道付近で、運んでいた車両から火が出た。EVとトラック荷台が焼け、映像記録装置も破損。約2000万ウォン(約216万円)の被害が発生した。添付の映像を見ると、自動車から突然炎が上がり、運転手が火に気づいてトラックを停車させたあと、そのトラックからも煙が噴き出している。
問題はトラックの破損に対して誰も責任を負っていないという点だ。投稿者は「自動車の所有者は自車の保険に加入しているが、該当車両を運送依頼した荷主は賠償責任保険に加入していない。だからトラックの損害を100%賠償するのは難しいという」と話した。
所有者も荷主もトラックが受けた損害の賠償に無責任な態度を示し、トラックは自車の保険での処理ができない状態だという。
ネットユーザーたちは「トラック運転手に何の過失があるというのか」「荷台から発火しているのだから運転手のミスではない」などと反応した。
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