2025 年 4月 30日 (水)
ホーム社会韓国・9歳児をひき逃げ、50代男を立件…「事故が起きたことに気づかなかった」という釈明

韓国・9歳児をひき逃げ、50代男を立件…「事故が起きたことに気づかなかった」という釈明

JTBC「事件班長」(c)MONEYTODAY

韓国京畿道南楊州市の交差点で今月9日午後7時40分ごろ、法人リース車両を運転していた50代男が、歩行者信号に従って横断していた小学生の児童(9)を左側バンパーで轢いてそのまま逃走する事件があった。

京畿道南楊州南部警察署によると、男は信号無視で右折し、児童をはねた後、再び轢く形で逃走。後続車両の運転者が通報し、児童は病院に搬送されたが重体となり、現在も意識を回復していない。

警察はリース会社を通じて男を容疑者として特定。翌日、自主的に出頭した男は「事故が起きたことに気づかなかった」としてひき逃げの意図を否定した。当初は飲酒運転も否認していたが、警察が車載カメラや周辺の防犯カメラ、カードの使用履歴を通じて同乗者2人と共に酒を飲んでいた事実を突き止めると、最終的に飲酒運転を認めた。

被害児童の父親は17日、JTBCの番組「事件班長」で「20cm厚のリュックを背負った子どもを轢いていった。体を合わせれば少なくとも30cmはあったはずだ。普通の道路の段差でも10~20cmだ。そんなものに気づかないなんてあり得ない」と怒りをあらわにした。

当時、児童は塾の授業を終えて帰宅する途中だった。

男は現在、特定犯罪加重処罰法上の「逃走致傷」と道路交通法上の「飲酒運転」などの容疑で在宅のまま立件されている。

(c)MONEYTODAY

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