韓国で80代の女性が振り込め詐欺（電話金融詐欺）に騙され、約3000万ウォン（1ウォン＝約0.1円）の被害を受けるところだったことがわかった。
「警察庁」ユーチューブによると、今月1日午前10時、大田市西区のあるアパートエレベーターに老夫婦が搭乗した。
エレベーターの防犯カメラには、どこか不安そうな80代の女性A氏の姿が映っていた。知ってみると「娘が連れ去られた。直ちに現金3000万ウォンを引き出しなさい」という詐欺電話を受けて銀行に行く途中だった。
エレベーターでA氏が見せた行動を不審に思った夫のB氏は112に通報した。
旧正月の特別防犯活動のため、周辺金融機関の防犯診断中だった大田西部警察署の九峰地区隊の警察官らは、積極的に捜索活動に乗り出した。
結局、金融機関と市民を相手にした聞き込み捜索をしていたところ、路上でフィッシング犯と通話しているA氏を発見した。
当時出動した警察官は「家族を詐称する金銭要求などは100％ボイスフィッシングだ」と訴え、約10分間の説得の末、A氏にフィッシング詐欺を認知させたという。
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