ソウルのマンションで、8歳の子どもが投げ落とした石に直撃され、78歳の男性が死亡した。遺族は謝罪を受けていないという。
今月17日午後4時30分ごろ、ソウル市蘆原区月渓洞(ノウォング・ウォルゲドン)のマンションで、小学生が上階から投げ落とした石が下にいた男性に当たり、男性は死亡した。
男性は妻と一緒に外出し、帰宅する途中だった。足の不自由な妻を後ろから支えながら階段を上る際、事故に遭ったという。
捜査の結果、石を投げたのは男性と同じマンションの別の棟に住む小学生と判明した。25年前に建てられたマンションは各階に長い廊下があり、どこからでも物を落とせる構造だった。
ただ、小学生が住む棟には廊下がないため、警察は、小学生が石を投げるため、男性が住む棟に来た可能性もあるとみて調べている。
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