2024 年 12月 22日 (日)
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韓国・6年間で教師100人が自殺…小学校教師だけで57人

ソウル瑞二小学校の追悼空間(c)NEWSIS

韓国で最近6年間、小中高校の教師100人が自殺したという教育当局の集計結果が出た。半分以上が小学校教師だった。

教育省が全国17市道教育庁で収集した資料によると、2018年から今年6月末まで公立小・中・高教員100人が自殺した。

内訳は小学校が57人で最も多く、高校教師28人、中学校教師15人の順だった。

昨年、小・中・高の全教師(44万人)のうち、小学校教師が44%を占めることから、小学校教師が自殺の過半数という事態は憂慮すべき点だ。

教育当局が「原因不明」に分類した70人を除いた30人のうち半分以上の16人(53.3%)は「うつ病・パニック障害」によって自殺した。続いて「家庭不和」4人、「身辺を悲観」と「病気を悲観」がそれぞれ3人、「兵役義務」2人などだった。

自殺した教師数は2018年14人→2019年16人→2020年18人→2021年22人と4年連続で増加している。昨年19人に減少したが、今年上半期には11人が死亡した。

生徒・学校・教師数が最も多い京畿(キョンギ)地域が22人で最も多かった。ソウル(13人)・仁川(インチョン、3人)を加えると、自殺者全体の5分の2に当たる38人が首都圏地域で勤務していた教師だった。

(c)NEWSIS

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