2025 年 5月 10日 (土)
ホーム社会韓国・5年間で41%上昇した入浴料…物価鈍化の足を引っ張る「個人サービス」

韓国・5年間で41%上昇した入浴料…物価鈍化の足を引っ張る「個人サービス」

ソウル市内の銭湯に貼られた料金表(c)news1

韓国で銭湯の入場料が最近5年間で41%も上がるなど、個人サービス物価の上昇傾向が極めて高いことがわかった。サービス物価は4月、今回の物価上昇期の頂点に達した後、5月にも依然として高い水準を示した。

韓国消費者院の価格情報システム「実価格」によると、今年5月のソウルの入浴料(成人一般銭湯1人料金)は9962ウォン(1ウォン=約0.1円)だった。昨年同期と比較すると16.7%、5年前の2018年と比較すると、実に41.6%上がった価格だ。

女性成人1回のカット料金を基準にした美容料は5月に2万1308ウォンで、昨年より5.3%、5年前に比べて35.1%上昇した。

このほか、クリーニング料(紳士服上下のドライクリーニング)は8846ウォンで5年前より30.0%、宿泊料(旅館、1泊基準の独房浴場敷設基準)は4万9231ウォンで17.4%上昇した。

近いうちに2%台の上昇率を見込んでいる消費者物価とは異なり、個人サービス物価(外食を除く)は最近ピークを打ったものの、依然として高い水準を維持している。

(c)news1

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