韓国の5大銀行の家計貸出残高が11月に入って3兆5000億ウォン(1ウォン=約0.115円)増えた。今年最大の増加幅を記録した先月の記録をわずか半月で塗り替えた。
KB国民・新韓・ハナ・ウリィ・農協の5大銀行の16日現在の家計貸出残額は689兆5581億ウォンで、10月末の686兆119億ウォンから3兆5462億ウォン増えた。
今年に入って月間残高の増加幅が最も大きかったのは10月の3兆4526億ウォンで、11月はわずか16日でこれを936億ウォン上回った。
目立つのは3兆4175億ウォン増えた住宅担保融資だ。個人信用貸出も3107億ウォン増え、2カ月連続で増加した。
11月の家計向け融資の増加は、政策資金の供給が主導したものだ。ある銀行では政策住宅担保貸出が約5000億ウォン増えており、5つの銀行に拡大してみれば3兆5000億ウォンという全体の多くを政策資金が占めたことが分かる。
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