韓国で4月の婚姻件数が前年同月比25%近く増え、4月としては過去最高の増加を記録した。特に大田(テジョン)や大邱(テグ)など破格の結婚支援策を掲げた都市で大幅に増えた。
統計庁が6月26日に発表した「4月の人口動向」によると、4月の婚姻件数は1万8039件で前年比3565件(24.6%)増えた。最近では2018年10月(26.0%)以来5年半ぶりの大きな伸びだ。
全国17の市・道のいずれも婚姻件数が増えた。全国で婚姻が増えたのは、新型コロナウイルスによるソーシャルディスタンス制限が解除された昨年3月以来13カ月ぶりという。
地方自治体の結婚支援策が影響したとみられ、特にインセンティブ政策を打ち出した都市の増加幅が大きかった。
全国17の市道で最も増加率が高かったのは大田の前年同月比44.1%増で549件を記録した。大田は今年1月から満19~39歳の新婚夫婦を対象に最大500万ウォン(約58万円)の結婚一時奨励金を支給している。
2位は大邱(テグ)で前年同月比37.6%増の813件。大邱は結婚7年以内の新婚夫婦に最大年320万ウォン(約37万円)の賃貸住宅利息支援などに乗り出している。
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