外見へのコンプレックスからうつ病を経験し、自殺を試みた経験のある韓国の高校生(18)が最近、韓国放送公社(KBS)の番組に出演し、容貌への強迫観念の苦しさを語った。
美術を専攻しているこの高校生は「高校1年生の時から外見へのコンプレックスがひどくなり、精神科の治療を受けた。冬休みに状態が極度に悪くなり、多量の薬を飲んで自殺しようとした」と打ち明けた。
どうして強迫観念を持ったのかという質問に、高校生はSNS上で見たアイドルと自分を比べ、159センチという身長に対するコンプレックスが激しくなったという。クリニックで、既に成長が止まっていると聞かされ、それまで背が高くなるようにと飲んでいた栄養剤や漢方薬を全て捨てたという。
また、容貌が気になるため、メイクに気を使った。基本的に1時間程度かかると話した。
ある出演者は「幼いころは私もストレスをたくさん受けた」と明かし、「外見が全てではない」と助言した。また、別の出演者は「私は君の年で158センチだった。それでも夢があった」と慰めた。
将来の希望はイラストレーターだという高校生に、出演者たちは「内面を磨いて、才能を育てよう」とアドバイスした。
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