2025 年 5月 12日 (月)
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韓国・高校生5人が同級生を“集団リンチ”…きっかけは“彼女とのSNS連絡”

JTBC「事件班長」(c)news1

韓国の釜山(プサン)で高校3年の男子生徒が同級生の男子5人から集団暴行を受ける事件が発生した。加害生徒は、自身の交際相手をSNSでブロックするよう被害生徒に要求し、拒否されたことに腹を立てて暴行に及んだとされる。

2日に放送されたJTBCの報道番組「事件班長」によると、事件は4月7日の夜、釜山市内の低層集合住宅の駐車場で起きた。

主犯格とされる生徒は、被害生徒が自身の彼女とSNSで連絡を取り合っていたことに腹を立て、「彼女をブロックしろ」と要求。電話で言い合いとなり、放課後に地下鉄の駅で会うことにした。

翌日、加害生徒は仲間4人を引き連れて現場に現れた。被害生徒は「三角関係でもないし、ただの友人なのにSNSをブロックしろというのは納得できない」と主張。加害生徒は握手をするふりをして被害生徒の襟首をつかみ、押し倒した。

その直後、仲間が被害生徒を蹴り、加害生徒はののしりながら腕や膝で顔面を攻撃。その様子を撮影させていた。

被害生徒には血が止まりにくい持病がある。一方、テコンドーの有段者でムエタイやキックボクシングの経験もあるため、母親から「武道を習った人間は絶対に人を殴ってはいけない」と教えられており、手を出さなかったという。

被害生徒は目の周りの裂傷や鼻の骨折など全治3週間のけが。翌日、学校は「学校暴力対策委員会」で事件を受理し、調査が始まった。警察は既に捜査を終え、検察に事件を送致する方針。

(c)news1

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