韓国大邱(テグ)地裁はこのほど、暴力行為など処罰に関する法律違反の共同強要などの罪に問われた20代の男性被告に懲役2年4月を命じた。共犯の20代の被告にも懲役2年を言い渡した。
判決によると、2被告は2022年8月、高校のバレーボール部の宿舎で後輩(16)ら3人に胸部を圧迫して一時的に気絶させる「気絶遊び」をするよう強要した。
また、男性被告は同年5月、宿舎のシャワー室で部員(16)とシャワーを浴びている時、部員の肛門を、近くにいる学生たちに見せるセクハラをしたり、モーテルでこの部員のズボンを脱がせて肛門を撮影するなどした。
共犯の被告は2021年、後輩が起きた後に布団の整理をさっさとしないとして暴言を吐きながら拳で殴るなど暴行を加えた。
2被告は否認したが、地裁は被害者の証言が合理的で矛盾がないとして退けた。
地裁は「バレーボール部の先輩・後輩間に非人格的な悪口や暴力などの悪習が存在する」と指摘。「被告たちは反省しておらず、被害者が厳罰を求めている」と述べた。
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