
警察の駐車場でけんかしていた酔っ払いの女性が道路交通法違反(飲酒運転)容疑で逮捕される――こんな事件が韓国で起きた。
慶尚南道(キョンサムナムド)警察庁によると、12日未明、泗川(サチョン)地区隊の駐車場に乗用車が入ってきて止まった。
監視カメラの映像によると、運転していた女性が降りて助手席のほうへ回ったかと思うと、同乗女性も車を降りて相手の髪をつかむなどもみ合いになり、2人とも路上に倒れ込むほど激しい争いになった。
警察官たちが駐車場に出て経緯を尋ねると、同乗女性が「かばんがなくなった。この人が持っていった」とわめき立て、運転していた女性は否認した。
酒のにおいに気付いた警察官が「酒を飲んでないか」と尋ねると、運転していた女性は座り込んで泣き始めた。
飲酒測定の結果、運転女性の血中アルコール濃度は免許取り消しの基準を超えており、警察は道交法違反の疑いで検挙した。
2人がもめた原因である「かばんの紛失」は、泥酔していたことによる勘違いだったという。
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