
韓国のハン・ドクス(韓悳洙)首相に対する弾劾審判で、憲法裁判所は24日、弾劾請求を「棄却」する決定を下した。これにより、ハン首相は職に留まることとなった。
ソウル市鍾路区の憲法裁判所前に同日、弾劾審判の結果を前に緊張感が高まり、警察機動隊のバスが周辺に多数配置されるなど、厳重な警備態勢が敷かれていた。
憲法裁判所によると、審判に関わった裁判官のうち5人が「棄却」、2人が「却下」、1人が「認容(弾劾を認める)」という判断を示した。憲法裁の審判は裁判官9人による合議で、弾劾認容には6人以上の賛成が必要だが、今回の審判では賛成が1人に留まり、弾劾成立には至らなかった。
今回の弾劾請求は、ハン首相が政策遂行過程において職務権限を濫用したとする野党の主張に基づいて進められたが、裁判所は「法的に弾劾を認めるには至らない」との結論を下した。
これにより、ハン・ドクス首相は現政権の首相として引き続き職務を遂行することになる。今回の審判決定について、与党は「法の支配と常識が守られた結果」と評価した一方、野党は「司法の独立性と正義に疑問を抱かせる判断」と批判を強めている。
(c)MONEYTODAY