2025 年 3月 30日 (日)
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韓国・離婚後に急成長した元妻の美術教室…それを狙う“不倫・暴力”夫との財産争奪

(c)news1

不倫と暴力が原因で離婚した元夫が、元妻の美術教室の経営が好調だと知り、財産分与を求めて裁判を起こした。また、元妻も元夫が隠していた財産の分与を請求したい――。19日の韓国YTNラジオの「チョ・インソプ弁護士の相談所」がこんな問題を取り上げた。

元夫は不倫を繰り返し、子どもには無関心で、ゲームや株、仮想通貨への投資に没頭していた。そのため夫婦は2023年3月に協議離婚。子どもは元妻が引き取ることになった。

離婚当時は財産分与について合意できず、落ち着いた後、共有名義のマンションを売却して利益を折半しようと元夫に提案。しかし、元夫は「高値で売れないのなら分けない」と言い、先延ばしになっていた。

ところが最近になって、元夫が財産分与の審判を請求した。どうやら元妻の美術教室が繁盛しているといううわさを聞きつけたらしく、「結婚期間中に財産を隠していた」と主張しているという。

元妻も「夫も株や仮想通貨で大きな利益を得ているはずだ」とし、自分からも元夫に財産分与を請求できるのか、さらに慰謝料請求が可能なのか専門家の意見を求めた。

番組に出演していた弁護士は「協議離婚から2年以上経過しているものの、既に元夫が財産分与の審判を請求しているため、被告の立場から反対請求する形で財産分与を求めることは可能」と説明した。

また、協議離婚後3年以内であれば慰謝料請求も可能で、子どもが成人するまでの養育費や過去の未払い分についても請求できる、とした。

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