
韓国の雑貨チェーン「ダイソー」でセルフレジを利用した女性が、商品1点を誤って精算しないまま店を出たところ窃盗容疑で通報され、商品価格の30倍以上に相当する和解金を支払うはめになった。12月1日、X(旧ツイッター)に投稿された体験談だ。
投稿によると、会社員の女性は不機嫌な店員から「セルフ会計で」と言われ、やむを得ずセルフレジを利用した。商品をスキャンした際、1点が正しく読み取られなかったようで、ミスに気づかないまま退店した。
ところが後日、警察から「窃盗で通報があった」と連絡を受けた。女性は会員登録していたため、店側は直接連絡することも可能だったが、警察に通報した。
女性は「確認を怠ったのは過失だが、盗む意図はなかった」と主張したが、和解金として商品価格の30倍以上を請求され、支払った。
その後事件は法廷に持ち込まれ、女性は「裁判の2カ月間は地獄だった。今後は絶対にセルフレジを使わない」と話している。
この投稿には「子どもが支払いミスで顔写真をさらされた例もある」「有人レジを選びたくても現金でしか対応しない店もある」など共感の声が寄せられている。
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