2026 年 2月 27日 (金)
ホーム社会韓国・階間騒音トラブルが映す共生の課題…発達障害家庭と近隣配慮のはざまで

韓国・階間騒音トラブルが映す共生の課題…発達障害家庭と近隣配慮のはざまで

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マンションの上下階で発生する「階間騒音」に悩まされ、転居を決意したにもかかわらず、新居でも同様の問題に直面しているという住民の体験談がオンライン上で注目を集めている。

オンラインコミュニティには20日、「上階の騒音があまりにひどいが、子どもが自閉症だった」と題する投稿が掲載された。

投稿者は、以前の住まいでも階間騒音によって強いストレスを受け、引っ越しを決断したと説明する。物件を探す際には騒音を最も重視し、住民に何度も確認し、訪問時も静かだったことから、無理をしてでも購入に踏み切ったという。

しかし、入居翌日から状況は一変した。椅子を引きずる音や物を動かす音が絶え間なく続き、会話が聞き取りにくいほどだったといい、「家全体が揺れるほど深刻だった」と振り返った。

過敏だと思われることを懸念し、すぐに管理事務所へ連絡することは控えたとも明かす。友人が訪ねてきた際も騒音の大きさに驚いたという。「祝日が明けたら必ず伝えようと思っていた」と当時の心境を語った。

そんな中、散歩の途中で偶然上階の家族と出会った。エレベーターで顔を合わせた母親は非常に疲れた様子で、そばにいた息子は意思疎通が難しい重度の自閉症のように見えたという。

投稿者は「その姿を見た瞬間、それまで家の中で腹を立てていた自分が恥ずかしくなった」と心境の変化を明かした。

夫は管理事務所を通じ、せめて椅子や物を引きずる音だけでも軽減してほしいと伝えることを提案したが、投稿者は今も決断できずにいる。「階間騒音問題でテレビ番組に取り上げられたこともある家だと聞いたが、状況は変わっていない。話しても解決しないのではないかと悩んでいる」と吐露した。

この投稿に対し、ネット上では「我慢し続ければ健康を損なう」「必要なことはきちんと伝えるべきだ」「発達障害の子どもを育てていても、近隣への配慮は欠かせない」など、さまざまな意見が寄せられている。

階間騒音をめぐる問題は韓国社会で長年続く課題の一つだが、当事者同士の事情が複雑に絡み合う現実も浮き彫りになっている。

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