韓国軍が昨年末、次期輸送機としてブラジルのエンブラエル「C390」を導入することを決めた中、防衛事業庁は韓国国内で3217億ウォン(約360億円)の生産誘発効果が発生すると推定している。
防衛事業庁は22日、公式ブログを通じて大型輸送機2次事業の主人公であるC390の長所と経済効果を取り上げた。
先立って防衛事業庁は防衛事業推進委員会を開き「大型輸送機2次事業機種決定案」を審議・議決した。航空輸送や平和維持活動能力向上のために大型輸送機を購入する事業だ。昨年末、C390が最終選定された。
防衛事業庁は、C390の導入で国内生産誘発効果が約3217億ウォン発生すると推定した。付加価値誘発効果は約1084億ウォン、雇用創出効果は約841人に達すると見通した。
防衛事業庁は「国内業者参加の価値は1748億ウォンで、国内業者が国外業者の新規グローバルサプライチェーンに参加する機会を獲得することになるだろう」と期待感を表わした。
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