韓国でこの5年間、列車不正乗車で摘発された件数が約245万件に達することがわかった。1日平均1345件の割合だ。
韓国鉄道公社(KORAIL)の資料によると、2019年は55万8000件、2020年は36万4000件、2021年は41万件、2022年は51万1000件で、2023年は61万2000件にまで増えた。新型コロナウイルス感染パンデミックが終了後、公共交通機関の利用量が増加し、不正乗車も増えたとみられる。
不正乗車が最も多く摘発された列車は広域電車で、最近5年間の摘発件数が133万件に達した。KTXは49万9000件、ITX-セマウルは15万件だった。
不正乗車で摘発された主な原因は、乗車券の未購入、割引券の不正使用だった。KORAILは鉄道事業法に基づき、不正乗車した乗客に対し、運賃以外に30倍の範囲で付加運賃を徴収することができる。
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