2026 年 3月 27日 (金)
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韓国・金泉に国内最大規模「グリーン水素」設備…年間230トン生産へ

関係者と意見交換する韓国のキム・ソンファン(金星煥)気候エネルギー環境相(c)KOREA WAVE

韓国慶尚北道金泉市に国内最大規模のグリーン水素生産設備が整備され、年間230トン規模のクリーン水素を生産する体制が整った。

メガ・ニュース(MEGA News)のチュ・ムンジョン記者の取材によると、キム・ソンファン(金星煥)気候エネルギー環境相がこのほど同市で開かれた「サムスン物産・金泉グリーン水素生産設備竣工式」に出席し、水電解設備や太陽光発電施設を視察するとともに関係者を激励した。

この設備は2023年から約3年にわたり建設が進められ、2026年に完成した。太陽光発電(8.3メガワット)と水電解設備(10メガワット)を活用し、年間230トンのグリーン水素を生産する。

特に、水を電気分解して水素を生産する施設としては国内最大規模で、外部電力網への依存を抑え、再生可能エネルギーを直接連結する方式を採用した点が特徴だ。従来は済州・杏源の3.3メガワット級設備が最大だった。

韓国政府はグリーン水素を新政権の主要経済プロジェクトの一つに位置付け、省庁横断の支援体制を整備している。予算拡充や規制緩和を通じ、関連産業の育成を進めている。

また、分離膜や電極といった中核技術の開発支援に加え、最大100メガワット級の大規模実証事業も推進し、国内生産能力の強化を図る。水電解技術を国家戦略技術に指定し、民間投資への税制優遇や、装置・素材の試験認証体制の整備も進めている。

キム・ソンファン氏は「今回のグリーン水素生産団地は、国内のクリーン水素生産基盤と産業生態系の構築に大きく寄与する」と述べたうえ「鉄鋼など温室効果ガス削減が難しい産業の脱炭素化に不可欠なエネルギーとして、水素の活用拡大を進めていく」と強調した。

(c)KOREA WAVE

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