2024 年 11月 26日 (火)
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韓国・金メダリスト爆弾発言…ネット世論を大炎上させたバドミントン協会「驚き」の反論

2023年10月、中国・杭州アジア大会シングルス決勝に出場したアン・セヨン選手。膝がテーピングされている(c)news1

パリ五輪金メダリストのアン・セヨン選手(22)の暴露が韓国国内で波紋を広げるなか、大韓バドミントン協会がアン選手の発言に反論し、それがさらにネット世論を硬化させる事態になっている。

アン選手は▽けがのあと、無理して12月のBWFワールドツアーファイナルズに出場し、休息が与えられなかった▽1月のインドオープンでの準々決勝で太ももの怪我で辞退した際に「早めに帰国して治療を受けられないか」と要求したが黙殺された▽韓方専門医派遣を代表チームのコーチングスタッフや医療チームに求めたが「戦力が露呈してしまう」と固辞され、親族に伝えたあと、ようやく派遣された――などと主張している。

一方、同協会が7日に配布した報道資料によると、アン選手は昨年10月の中国・杭州アジア大会決勝で膝をけがし、その後、5週間のリハビリを受けた。ただ、本人の意向により国際大会に復帰した▽パリ五輪に出場する選手12人のなかでアン選手だけに専属トレーナーをつけてけがの管理と回復をサポートした▽パリ到着後に足首を負傷した際、アン選手が指定した韓方専門医に対して1100万ウォン以上の費用をかけたとしている。

このほかアン選手は「スポンサーの靴の代わりに別の靴を履きたい」「コンディション管理のためにビジネスクラスに乗りたい」「先輩・後輩の文化に耐えられない」といった不満を述べたという。

協会側は「世界ランキング1位、金メダリストでも特別扱いはできない」としたうえ、「可能な限りの支援しており、不十分だとは思っていない。目線が違うようだ」と反論した。

そのうえで、サッカー界のトップ選手ソン・フンミンや、フィギュアスケートのレジェンド、キム・ヨナを引き合いに出したうえ

「ソン・フンミンやキム・ヨナに合わせた『目の高さ』が(アン選手の)基準なら、足らないと思わざるを得ないのでは?」と問い返した。

こうした協会の立場表明に対し、ネットユーザーらは一斉に反発している。

「ソン・フンミンやキム・ヨナを引き合いに出すのも笑える。何が違うのか? 世界ランキング1位の選手にも(さらに)ランクがあるというのか」

「28年ぶりに金メダルを獲得した選手に、どうしてそんな対応をするのか」

「何もしていない協会の人たちがビジネスクラスで移動していることこそ特権だ」

「こうした要求を聞き入れるのは当然ではないか。他の選手にも同じようにしてあげてほしい」

(c)news1

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