
韓国で昨年、犯罪に活用される可能性のある違法武器類の密輸入が6030件に達した。そのうち銃器類が3363件で半分以上を占めた。違法武器類の密輸入を根本的に遮断する対策作りが急務だとの指摘が出ている。
関税庁の資料によると、昨年の違法武器類密輸入6030件は2021年(2956件)の約2倍に当たる。銃器類が3363件と目立ち、以下は電子衝撃機などその他の分類1394件、刀剣類1256件が続いて多かった。
昨年、銃器類の密輸入は2年前の2020年(18件)に比べて186倍もの急増を示している。これは工事現場でくぎ打ちに使われる産業用銃を含む火薬式打釘銃の密輸が激増したためだ。
関税庁は違法武器類の密輸の用途について「別途に管理していないので詳しくわからない」としている。
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