韓国釜山市のペイント用品店で、店頭に置いていた補修用パテを容器ごと道路に放り出される被害が起きた。その様子を捉えた防犯カメラ映像が先月27日のJTBC「事件班長」で公開された。
事件が起きたのは12月25日。店主が出勤時、店前の路上が液体で真っ白なことに驚き、防犯カメラ映像を確認した。
映像では、通りすがりの男性が周囲を確認した後、25キロもあるパテの容器（約25万ウォン＝約2万7500円）を両手で持ち上げて道路に投げ捨てていた。さらに容器を道路中央に移動させて車が容器を踏む様子をしばらく眺めた後、現場を立ち去った。
店主は警察に通報し、地元自治体にも連絡した。「客でも知り合いでもない。補修材を完全に無駄にされた」と憤った。
元ソウル警察庁国際犯罪捜査チーム長のキム・ウンベ氏は、この男性が道路交通法や廃棄物管理法に違反している可能性があると指摘。「他人の所有物を故意に破損しているので民事訴訟も可能だ」と話している。
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