2025 年 3月 9日 (日)
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韓国・過去5年間、出生数より死亡数が上回る「自然減」…総人口45万6000人減

2月6日、ソウルで開かれた「BeFe babyfair」(c)news1

韓国で過去5年間、出生数よりも死亡数が多い「人口自然減」が続き、総人口が45万6000人減少したことが、統計庁の国家統計ポータル(KOSIS)のデータで明らかになった。

昨年の出生数は23万8000人で、前年より8000人増加したものの、死亡者数が35万8000人に上り、総人口は依然として減少した。

人口自然減は昨年12万人規模。2020年に3万3000人、2021年に5万7000人、2022年に12万4000人、2023年に12万2000人と推移し、直近3年間は12万人台を維持している。

過去5年間で減少した総人口は45万6000人に達する。これは2024年12月時点の住民登録人口(5121万7000人)の約0.9%に相当する。

昨年の出生数はわずかに増加したが、2020年から2024年までの5年間での累計出生数は125万人と過去最低水準だった。

また、昨年の婚姻件数は22万2000件で、2019年(23万9000件)以来最多となった。しかし、5年間の累計婚姻件数は101万4000件と、前の5年間(2015~2019年)の134万6000件と比べて33万2000件減少しており、過去最低水準にとどまった。

統計庁の将来人口推計によると、韓国の総人口は中位推計で2022年の5167万人から2030年には5131万人へと減少し、2072年には3622万人まで落ち込むと予測されている。

(c)news1

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