韓国で軽自動車専用の駐車場に、我が物顔で止める大型多目的スポーツ車（SUV）の姿が捉えられ、ひんしゅくを買っている。
ネットユーザーが6月27日、ある自動車オンラインコミュニティに「厚かましい駐車パリセード2」という文章と写真を投稿した。
そこには、軽自動車専用の駐車区画2つの真ん中に堂々と駐車した白いパリセードが写っている。パリセードは韓国・現代（ヒョンデ）自動車が製造・販売する大型クロスオーバーSUV車だ。
このネットユーザーは同20日にも「厚かましい駐車パリセード」と投稿し、同様の写真を掲載して「アパートの駐車場で分別のないパリセードをよく見かける」と怒っていた。
相次ぐ情報提供にネットユーザーたちは「最近はパリセードが軽自動車として売られているようだ」「車がそんなに大切なら専用駐車場のある住宅に住めよ」といった反応を示している。
一方、軽自動車の駐車スペースに大型車を止めても制裁手段がないのが実情だ。国会では現在、こうした駐車を違反とし、10万ウォン（約1万1000円）以下の過料とする駐車場法の一部改正案が検討されている。
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