2025 年 8月 25日 (月)
ホーム社会韓国・超高級マンション、女性サウナに浮かぶ“謎の物体”に住民騒然…4度の異常事態

韓国・超高級マンション、女性サウナに浮かぶ“謎の物体”に住民騒然…4度の異常事態

RAEMIAN ONE BAILEY(c)news1

韓国で最高級マンションの一つとされるソウル市瑞草区盤浦洞(ソチョグ・バンポドン)の「ラミアン・ワンベイリー(RAEMIAN ONE BAILEY)」で、女性用サウナの浴槽に人の排せつ物が浮く「事件」が相次ぎ、入居者の間で大騒動になっている。

マンション内のコミュニティ掲示板によれば、7月22日と29日、8月1日と3日の午前8時~11時の間に、サウナ浴槽内で計4回発見された。管理側は「容疑者が特定されればサウナの利用を禁止し、民事・刑事両面で責任を問う」と警告している。

「ラミアン・ワンベイリー」は2023年8月に竣工した超大型再開発団地。地上35階建て、計2990世帯からなる。韓国財閥系の大手建設会社サムスン物産が施工。現在、専有面積59平方メートルが42億ウォン(約4億4688万円)、84平方メートルは70億ウォン(約7億4472万円)もする超高級マンションだ。

だが、超富裕層の住まいに似つかわしくない非常識なトラブルが以前から続出。4月にはサウナに備え付けられたシャンプーやボディウォッシュをボトルに詰めて持ち帰る入居者が相次いだため、備品提供が中止された。

また、男性サウナのあかすり担当者は利用者が少ないことから「全入居者で給与を負担するのは不公平だ」との反発により、契約が打ち切りに。サウナでのタオルの提供も洗濯コスト(月額800万ウォン=約85万円)がかさむため取りやめになった。

そして現在「ホテル級の朝食サービス」も中断の危機にある。平日の昼食と夕食、週末の朝食と昼食を1食1万5000ウォン(約1596円)で提供してきたが、1日あたり650人以上の利用がなければ採算が取れないところ平均利用者が約550人にとどまり、契約終了に向けた手続きが進められているという。

(c)news1

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