韓国でペット市場が急成長するなか、動物をテーマにした図書販売量も今年、上昇傾向を見せた。
10月4日「世界動物の日」に際し、オンライン書店「イエス24」が公開した図書販売動向によると、今年動物を主題にした図書は昨年比24.3%販売が増加した。
赤ちゃんパンダ「福宝(フーバオ)」ブームが動物をテーマにした図書販売量をけん引した。
フーバオフォトエッセイ「赤ちゃんパンダフーバオ」「フーバオ、毎日幸せ」などは今年の「動物エッセイ」分野ベストセラー上位5位圏内に位置した。
イエス24は「可愛い姿とともに飼育士との『ケミ(関係性)』を通じて、前例のない人気を博しているプーバオの話が本に盛り込まれ、読者を書店街に導いた」と説明している。
動物たちとの多彩な日常を盛り込んだエッセイも躍進した。イエス24の集計結果、今年1~9月の動物エッセイ販売量が前年同期比約3倍増加。これは昨年-11.7%の逆成長に比べ、目覚ましい傾向だ。昨年35種だった出版種数も、今年9月までに37種に達した。
イエス24は「刺激的で速いコンテンツの洪水の中で、自然で飾らない動物たちのコンテンツが一種の『アニマルセラピー』として注目されている」と分析している。
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