
韓国のオンラインコミュニティに今月初め、「赤ちゃんがよく泣くので手紙を上下の部屋に置いてきた」という投稿が掲載された。「階間騒音」を気にかけての行動。だが、返ってきたのは思わぬ温かい言葉だった。
投稿者は「初めての子育てでうまくあやせず、赤ちゃんがよく泣いて申し訳ないという手紙と飲み物のギフトセットを上下の部屋の前に置いてきたら返事が来た」と明かした。
上階の部屋から返ってきたメモには以下のように記されていた。
「903号室です。赤ちゃんの泣き声、全く聞こえませんよ。たとえ聞こえたとしても何か問題がありますか? あなたは“愛国者”です。私たちはすてきな隣人ができてうれしいです。気にせず元気に育ててください。ハッピー秋夕(チュソク=韓国の旧盆)を!」
投稿者は「こんな心温まる返事をもらえて感激した」とつづった。
この話にネットユーザーたちは「まだこの国には情があると感じる」「お互いを思いやる社会が本当に素晴らしい」「赤ちゃんの泣き声が聞こえない国は既に死んでいる国だ」など感動のコメントを寄せた。
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