韓国のアルツハイマー型認知症患者数が70万人を超える中、研究によってこの病気を誘発するさまざまな原因物質が明らかになりつつあり、新薬も登場している。早期の検査で予防できるようにもなったが、国内では関連インフラが不足しているという指摘もある。
保健福祉省の認知症現況によると、昨年65歳以上のアルツハイマー認知症患者数は70万6719人で、高齢者認知症患者全体の92万4870人の約76%を占めた。
アルツハイマー型認知症患者は2020年に63万4395人だったが、2年間で7万2324人も増えた。
中央認知症センターが発刊した「大韓民国認知症現況2022」によると、認知症患者全体の数は推定で約100万人。2030年142万人、2040年226万人、2050年には315万人に迫る見通しだという。
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