2025 年 3月 6日 (木)
ホーム社会韓国・若者世代の意外な回答…「最も信頼できない情報源はSNS」

韓国・若者世代の意外な回答…「最も信頼できない情報源はSNS」

gettyimagesBank(c)MONEYTODAY

韓国のMZ世代(1980年代~2000年代初旬の生まれ)が「最も信頼できない情報源」としてSNS(ソーシャルメディア)を挙げた。

韓国言論振興財団メディア研究センターが全国の18歳以上の男女1000人を対象にオンラインで調査した。

「社会的な問題が発生した際に最も信頼できない情報源は?」という質問に対し、M世代の27%がSNSと回答した。次いで「オンライン動画プラットフォーム」と答えた人が18.4%だった。

また、「ブログ・オンラインカフェ・コミュニティ掲示板」と「地上波テレビチャンネル」と答えたM世代はそれぞれ10.6%だった。一方、「紙媒体の新聞」はわずか2.1%の回答にとどまり、比較的信頼度が高いことが分かった。

Z世代(1995~2009年生まれ)では、「SNSが信頼できない」との回答が33.2%に達し、M世代よりも高かった。次いで「オンライン動画プラットフォーム」との回答が15.1%だった。

全世代で見ると、「オンライン動画プラットフォーム」を信頼できないとした回答が21.9%で最も多く、次いで「SNS」が20.1%となった。

韓国言論振興財団メディア研究センターは、「オンライン動画プラットフォームは全世代で最も活発に利用されているメディアでありながら、最も信頼できない情報源と認識されている点が注目に値する」と分析。また、「M世代とZ世代は、他の世代よりもSNSへの不信感が強いことが明らかになった」と指摘した。

今回の調査では、全回答者の82.3%が「韓国社会における世代間の対立が深刻である」と答えた。また、「自分の世代は他の世代と明確な違いがある」との問いには、M世代の52.1%、Z世代の70.9%が同意しており、世代ごとの認識の違いも浮き彫りとなった。

(c)MONEYTODAY

RELATED ARTICLES

Most Popular