2026 年 4月 5日 (日)
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韓国・航空貨物の燃油サーチャージ4倍超に急騰…原油高で運賃上昇

仁川国際空港で離陸準備をする航空機(c)news1

中東での戦争の影響による原油価格の高騰を背景に、韓国で旅客運賃に続き航空貨物運賃も大幅に上昇しそうだ。特に燃油サーチャージは従来の4倍以上に跳ね上がり、荷主の負担増は避けられない状況となっている。

業界によると、4月16日から適用される韓国発国際線の貨物燃油サーチャージは、短距離1960ウォン(約216円)、中距離2060ウォン(約227円)、長距離2190ウォン(約241円)と、いずれも1キロ当たりで設定された。従来水準の短距離450ウォン(約50円)などと比べ、4倍以上の水準となる。

燃油サーチャージは、シンガポール航空燃料価格(MOPS)の月平均に連動して決まり、今回の急騰は原油価格の急上昇を反映したものだ。実際、航空燃料価格は2月の1バレル約89ドル(約1万3172円)から3月には約195ドル(約2万8860円)へと倍以上に上昇している。

航空貨物運賃は基本運賃に加え、燃油サーチャージや保安料で構成されるため、燃料価格の変動が直接コストに影響する構造だ。今回の値上げにより、輸出入企業の負担は大きく増す見通しとなっている。

さらに欧州路線では、基本運賃自体も上昇している。中東系航空会社の運航縮小により接続便が減少し、輸送能力が低下したことが背景にある。

加えて、旅客機の貨物スペースを活用する「ベリーカーゴ」の減便も供給減少につながり、運賃上昇圧力を強めている。

国際航空運送協会(IATA)によると、3月下旬の世界の航空燃料価格は1バレル当たり約195ドル(約2万8860円)と、戦争前と比べほぼ倍増した。こうした状況から、当面は高い運賃水準が続く可能性が高いとみられている。

(c)news1

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