2025 年 1月 7日 (火)
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韓国・航空機事故、「巨大な鳥の群れ」が一因か…「規模は旅客機の10倍」

SBSキャプチャー(c)news1

韓国・済州航空機事故の当日、全羅南道務安郡で事故機の10倍規模に及ぶ巨大な鳥の群れが目撃されていたことがわかった。

オンラインコミュニティに投稿された写真では、無数の鳥が空を黒く覆い尽くし、波のように移動している様子が捉えられていた。この写真を投稿した地元住民は「事故当日に目撃し、驚いて撮影した」と述べている。

目撃者によると、鳥の群れは非常に大きく、長く伸びた形がまるで黒い煙のようにも見えた。この投稿を受け、ネット上では「まるで竜のようだ」「旅客機より大きい規模で恐ろしい」と驚きの声が相次いだ。

事故は昨年12月29日午前に発生。事故機は管制塔から「鳥の活動に注意」との警告を受けた直後、「メーデー(遭難信号)」を3度叫び、鳥との衝突を報告していた。

SBSテレビの分析によれば、事故時の防犯カメラ映像には航空機の周囲に黒い雲状の物体が映り込んでおり、これは管制塔が警告した鳥の群れである可能性が高い。

法映像分析研究所のファン・ミング所長は「雲や煙ではなく、自由に形を変えながら飛行する鳥の群れだと考えられる」と指摘した。さらに、鳥の規模は旅客機よりも大きく、数百羽以上がエンジンに吸い込まれた可能性を示唆した。

実際、事故当日、務安国際空港近くの海岸で釣りをしていた市民は「鳥の群れが飛び散った後、爆音が聞こえ、機体から煙が上がるのを目撃した」と語った。

(c)news1

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