韓国で小学校教師の高齢化が進んでいる。韓国教育開発院の「2022教育統計」資料によると、2022年の小学校教師の平均年齢は41.2歳、中学校は42.6歳、高校は42.9歳だった。
2012年と比較すると、小学校教師の平均年齢は39.8歳から41.2歳と1.4歳高まった。同期間、中学は平均年齢は0.6歳上がる一方、高校は0.1歳下がった。
2022年の地域別の小学校教師の平均年齢は仁川(インチョン)が42.5歳で最も高く、大邱(テグ)42.4歳▽釜山(プサン)42.1歳▽ソウル42.0歳▽江原(カンウォン)41.8歳▽光州(クァンジュ)41.5歳――などが続いた。
小学校教師の平均年齢が高くなった理由の一つは、小学校教師の任用人数が急減したためとみられる。全国の小学校教師任用人数は2012年6093人、2013年6798人、2014年6828人に増加したが、その後、減少を続け、2020年には3564人にまで落ち込んだ。2021年は3658人と小幅増加したが、2022年3486人と再び減少した。
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