
韓国・慶尚北道浦項市(キョンサンブクド・ポハンシ)の営業中の美容室に入り込んだ男が、電源を勝手に使って持参したドライヤーを試す騒ぎが起きた。12月10日に放送されたJTBCの番組「事件班長」が取り上げた。
事件が起きたのは6日午後1時ごろのこと。やって来た見知らぬ高齢の男が何の断りもなくコンセントを使おうとしたので店主が止めた。
だが、男は聞かずに持ってきたドライヤーを電源に接続。「何をするんですか」と尋ねられると、男は「ドライヤーだ」と答え、風を店主の顔に吹きつけた。

その後、男は電源コードを抜き、「カットはいくらか」と質問。店主が「1万7000ウォン(約1800円)と伝えると、「高い」と一言残してそのまま店を後にした。
酒に酔った様子はなく、終始落ち着いた態度だったという。
あまりに唐突な行動に「状況を理解できなかった」と店主。「一声かけてくれれば電源ぐらい貸したのに。無断使用だけでなく、顔に風を当てられたことに強い衝撃を受けた」と語った。
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