2026 年 1月 30日 (金)
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韓国・精神病院で障害者死亡…再発防げず管理体制に深刻な疑問

「事件班長」(c)NEWSIS

韓国・蔚山(ウルサン)の精神医療機関で、知的障害のある入院患者が同じ病棟の患者から暴行を受けて死亡した事件で、病院の管理体制に非難が集まっている。

被害者の男性は、ダウン症で精神障害1級の認定を受け、約10年間入院生活を送っていた。

防犯カメラ映像には、被害者が病室から出た直後に押さえつけられて病室に引きずり戻される様子や、犯行直後に加害者たちが病室内でハイタッチをする場面が記録されていた。2人は犯行後に自首し、「病院を出たかった」と動機を語っている。

主犯とされた30代男性は統合失調症の診断を受け、過去に3度の暴力犯罪歴があった。

この事件で問題視されているのが病院側の対応だ。事件が起きた時、スタッフの姿は見えず、看護師が異変に気づいたのは発生の約27分後だった。

発見した際も直ちに蘇生措置を取らず、酸素ボンベには不備があって使用できなかった。看護師は応急処置よりも連絡を優先したと説明している。被害者が別の病院へ搬送された時には既に死亡していた。

遺族は加害者と病院を相手に損害賠償訴訟を提起。精神医療機関における安全管理の不備と責任体制の見直しを求めている。

(c)NEWSIS

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