2026 年 4月 13日 (月)
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韓国・監督暴行死事件…防犯カメラ死角で集団暴行、「殺人」適用求める声

2025年10月20日、京畿道九里市の飲食店前でキム・チャンミンさんと口論する加害者ら(c)news1

韓国の映画監督、キム・チャンミンさんに対する集団暴行事件で、加害者らが防犯カメラの死角に被害者を引きずり込み、いわゆる「サッカーキック」で激しく暴行していた実態が新たに明らかになった。

すでに制圧され抵抗できない状態の被害者を死角へ移動させたうえで激しい暴力を加えた点から、単なる傷害致死ではなく殺人罪を適用すべきだとの指摘が強まっている。

警察によると、4月11日に作成された2回目の逮捕状申請書には、加害者らがキム・チャンミンさんを路地に引きずり込み、地面に倒れた状態のまま拳と足で20回以上暴行したと記されている。

さらに、膝で体を押さえつけて動けなくしたうえで、拳で10回以上、足でも10回以上殴打や蹴りを加えたことが調べで分かった。

目撃者は「サッカーボールを蹴るように足で蹴りつけていた」と証言しており、倒れている相手へのいわゆるサッカーキックは格闘技でも禁止される危険な行為で、靴を履いた状態で加えれば致命的な結果を招く可能性がある。

暴行の直前には首を締める「バックチョーク」を受け、血流が止まって失神していた可能性もある。さらに石の地面に倒れた状態で踏みつけられるなどの衝撃や蹴りが重なり、致命傷につながったとみられている。

警察と検察は補完捜査を経て、加害者らがキム・チャンミンさんに脳出血を引き起こし死亡させたと判断し、逮捕状を請求した。しかし裁判所は「住居が定まっており証拠隠滅のおそれがない」として、相次いで請求を退けた。

加害者の中には、過去に焼酎瓶で他人を殴り執行猶予付きの有罪判決を受けた人物も含まれていたが、それでも身柄拘束は認められなかった。

一方で加害者側は「被害者がトンカツ用の包丁を持って先に突進してきた」と主張し、正当防衛を示唆しているという。

(c)news1

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