韓国国民が生涯初のマイホームを購入するまでには、7年以上かかることが、国土交通省の「2021年度住居実態調査結果」で判明した。首都圏で住宅を購入するためには10年分の所得を一銭も使わずに集める必要があるという。
調査結果によると、生涯初の住宅購入にかかる時間は2021年の数字で7.7年。前年と同水準だ。生涯最初の住宅準備所要年数は▽2016年には6.7年▽2017年には6.8年▽2018年には7.1年――などと増加傾向を見せてきた。
韓国での「年間所得に対する住宅価格の比率(PIR)」は昨年6.7倍で、前年(5.5倍)に比べて上昇している。収入を得ても、それを1銭も使わずに6.7年間を集める必要がある、ということだ。首都圏PIRは10.1倍で、前年の8.0倍に比べて上昇している。
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