2024 年 11月 27日 (水)
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韓国・現代自動車の新入社員、今年の年収「1億ウォン」はあり得る?

現代自動車提供(c)NEWSIS

韓国・現代自動車の労使が今年の賃金や団体協約を通じて過去最大規模の成果給支給を決めたなか、オンラインで現代車の1年目社員の年俸が1億ウォンに迫る可能性があるという話が出回っている。ただ、新入社員は成果給算定の根拠となる基本給が小さく、実際の年俸はこれにはるかに及ばないようだ。

会社員オンラインコミュニティのブラインドに最近、今年の賃金団体協約の結果による現代自動車の年俸を分析した表が掲載された。それによると、現代車1年目の社員は、今年の基本給引き上げ分と成果給を含め、計9451万ウォン(1ウォン=約0.11円)を受け取る。代理1年目からは1億ウォンを超え、責任マネージャー級である課長級からは1億5000万ウォンに迫ることになる。

現代車の労使は今年の賃金団体交渉で基本給11万2000ウォンの引き上げ(号俸昇給分を含む)、成果金500%+1800万ウォン+株式25株の条件に暫定合意した。

現代車労組は今年、組合員平均約5012万ウォンの賃金引き上げ効果があると分析した。過去最大だった昨年(約4008万ウォン)よりも1000万ウォン以上増えた金額だ。現代車が昨年、連結決算の売り上げ162兆6636億ウォン、営業利益15兆1269億ウォンの歴代最大記録を達成し、成果給の規模も大きくなった。

ただ、入社したばかりの新入社員が5000万ウォン相当の成果給を受け取ることはできないと予想される。基本給が少なく、実績に寄与した部分も少ないためだ。現代車関係者は「社員の年俸は職種によってすべて異なり、また公開されることもない。成果給を含めても新入社員の年俸が1億ウォンに迫るということは完全に誇張された話」と話した。

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